「レスティンピース」では
独自の吸血鬼解釈で描かれています。
通説するイメージとは異なる特徴や設定が
存在し、理解した上で本作品を楽しんでいただければ幸いです。
著者 ミラ
影、鏡について
吸血鬼は影を落とさず鏡にも映らないのが一般的な伝承ですが
当作品では映ります。これは衣装や装飾品は特徴に適用されるのか曖昧で
身に着けた時点で体と同化して衣服も消えてしまう事、もしくは衣装だけは
目視できる所謂「透明人間状態」になってしまうかという事。
それらがあまりにも不自然と考え、更に衣服やマントにも影は出来ますので
影の設定自体あまり意味をなさなくなりますよね。
吸血鬼は影や鏡に映る設定になっております。
十字架について
吸血鬼の弱点の一つで勿論当作品でも採用されています。
しかし「十字架に見立てた物」では新米の吸血鬼にしか通用せず
それ以外の吸血鬼には効果がありません。
吸血鬼に襲われた時にとっさに体を十字に作っても指を交差しても無意味です。
上級の吸血鬼に至ってはロザリオしか利かない事になっています。
女性吸血鬼のしきたり
女性の吸血鬼は必ず蝶ネクタイをし、棺桶で眠る際は
胸の上で指を組まなくてはいけません。それ以外の寝相では眠れません。